
おはこんばんにちは!歌い手ブロガーのじゅんぺいです。
この記事ではBUMP OF CHICKENのカラオケ難易度を分析しました。
BUMP OF CHICKENは
ヒット曲「天体観測」などで知られる
日本のロックバンドです。
もともとは99年にメジャーデビューし
20代後半から30代ぐらいファン層を持つバンドですが
現在もCMやアニメのタイアップで
彼らの楽曲は使用されており
世代を問わず愛されるジャパニーズロックバンドの1つとなっています。
そのためバンプの楽曲は
代表曲の「天体観測」をはじめ
毎年のようにカラオケの人気ランキングに上がっています。
そこで今回は
そんなバンプの楽曲を
「使う音域の広さ(最高音~最低音までの幅)」
「音程(ピッチ)の取りにくさ」
「リズムの難しさ」
この3項目から難易度分析しました。
皆様の普段のカラオケやボイストレーニングの参考になれば幸いです。
ボーカルについて
ボーカルは藤原基央(もとお)さんという男性。
出身は千葉県佐倉市。愛称はフジくんと呼ばれています。
地声はやや低めで、ハスキーな歌声が特徴です。
初期はアタック強めのいい意味で荒い発声をしていましたが
ここ数年は優しく歌い上げる歌唱が多く、ライブでも初期のころと比べると安定感ある印象があります。
またシンガーソングライターとしても活躍しており
バンプの楽曲のほとんどは彼が作詞と作曲をしています。
その作詞は独特の世界観を持ち
歌詞がよいバンド、独自の世界観を持つボーカルと言われることが多いです。
使う音域の広さ(最高音~最低音までの幅)
裏声最高音 | hiC#(ゼロ、ベストピクチャー、 Ever lasting lie) |
地声最高音 | hiA#(乗車券) |
最低音 | lowD#(ベンチとコーヒー) |
平均音域 | mid1C#(全体の30%)~mid2G#(全体の40%) |
一般男性の平均音域であるmid1C~mid2Gに照らし合わせると
平均音域は一般男性の平均前後なので、音域幅はあまり広くありません。
一般男性が不得意と言われているhiAも
使用されているのは全体の2%程度なので高い曲も多くないと言えます。
最低音が低い曲もありますが
地声が普通か高めぐらいの方にとっては
全体的に歌いやすい音域の楽曲が多いと言えるでしょう。
ピッチの取りにくさ
音程の変化が少ない曲が多いので
ピッチが取りやすい曲が多いです。
中でも人気曲の「スノースマイル」とか「ray」などは、音程もシンプルで歌いやすいと思います。
しかしピッチが取りにくい曲もいくつかあります。
例えば「天体観測」は音程自体はそこまで複雑ではありませんが
高い音域がサビで連発するため地声だけで歌いきろうと思うと
フラットする可能性があるのに加え
Aメロが低音で構成されているので音域の幅も必要になります。
それ以外だと
「ロストマン」
「stage of the ground」
「Hello,world!」
などは音程が細かく変動するので歌いにくい楽曲です。
簡単な楽曲も多いですが
反面難しい楽曲も散見されるので
音程に関しては油断ならないと言えるでしょう。
リズムの難しさ
リズムが取りやすい曲と
一部取りにくい曲が混在しています。
例えば前述の「天体観測」や「ロストマン」には、裏のリズムから入る
「シンコペーション」を取り入れている個所が多くあり、歌いにくい構成となっています。
特にロストマンなんかは裏のリズムが分からないと、常に走った状態の歌になるので注意が必要です。
言葉詰めの曲も多いので、テンポが走り気味にならないよう
歌う必要もあるのでリズムの難易度は高いです。
まとめ
以上が
BUMP OF CHICKENのカラオケ難易度分析でした!
上記の評価を踏まえて
楽曲の難易度を数値化すると下記の通りです。
項目 | 評価(★の数で5段階※総合難易度だけ数値) |
使う音域の広さ(最高音~最低音までの幅) | ★★☆☆☆ |
音程(ピッチ)の取りにくさ | ★★★☆☆ |
リズムの難しさ | ★★★★☆ |
総合難易度 | 3.5 |
総合評価は3.5とさせていただきました。
音域があまり高くなく、さらっと歌えてしまう為、簡単に聞こえる楽曲も多いです。
しかし、中には結構リズムや音程が難しい曲も多く、完璧に歌いこなすことの難しさも踏まえ、こちらの評価となりました。
とはいえ音域的には易しい曲が多いので、ある程度歌えれば良いという場合はカラオケでも歌いやすいとも言えます。
バンプが好きな方は学生、社会人ともに多いので、今回の記事を参考に練習していただければ幸いです。
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