本日、コルクラボのマンガ動画専科の第1回授業に参加してきました!
テーマは「マンガ動画の未来と可能性」
コルク代表の佐渡島さんによるマンガ動画市場の濃ゆいお話。
クリエイトを仕事にしていくなら必見の内容です
日本の本やエンタメのマーケットは小さい
・日本人が年に映画を見る本数は大体年3本ぐらい
・なかでも純文学とかになってくるとさらに少なく1割ぐらいしか読んでない。
→つまり日本における本やエンタメの市場というのは結構小規模だというお話
漫画とかコンテンツ好きな私としては以外でした。
一方の動画市場は、、、
佐渡島さんがブータンに行ったときに
現地の僧侶の方がお祈り中に全員スマホを見ていたという話。
中でもYouTubeはかなり見られており、動画の市場は非常に大きいとのこと。
※デバイスの普及も後押し
日本人はなぜFAXを使うのか
佐渡島さん曰く「それがただ習慣だから」とのこと。
また企業が雇用を守らなければいけないという観点から
日本ではDX化(簡単に言えば社内のIT化)が進まない。
※必要ないといってもそう簡単になくせない
2000万のCMと5万のCM。どっちが高クオリティ?
テレビのCMは2000万~3000万ぐらいですが
今は5万でそれと同じぐらいのCMが作れる状況。
動画のクオリティ=単価とはいえなくなってきているのが
市場の特徴とのこと。
すごいクリエーター<ツールをうまく活用できる人の時代
今の時代は誰でも簡単に動画の加工ができる時代。
すごいカメラマンよりも、インスタで簡単に動画が作れる方法を知っている人のほうが重宝される。
プロだけでなく先入観のない素人でも仕事にできる可能性がある。
タダでプロから仕事を奪う素人の存在
今まではタダで作品を作る=搾取と捉えられがちだったが
今はタダで作ることが個人の価値やブランドになる。
中国やアメリカの現状
→中国やアメリカは作品制作に100億円をかける時代。
→逆に日本は制作単価が安くなっている。
→つまり製作費をかけずに一人で何かを作ることができる時代
※新海監督がすごいのは初めて個人でアニメを作った監督だから
漫画家が自分で描いて、自分でアニメを作れる時代
通常は20分のアニメで4000万円ほどの予算がかかるが、マンガ動画の制作は20万~30万で出来る。
→ツールの発達で誰も手塚治虫のように自分でアニメ動画が作れる
まとめ
まとめるとこんな感じ。
「ツールの発達などにより動画制作のハードルが下がっている」
※かつ制作コストが安くても効果が上がるノウハウがまだ確立されていない
↓
「無料で作っても発信するだけでブランドができる」
↓
「動画という手段でクリエーターが自己発信できるチャンス」
個人的には単純に佐渡島さんのマーケッター的視点で
市場を見れたのが大きかったです。
制作だけではなくビジネス的な視点で俯瞰して見ることを
意識していかないと感じました。
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